【ちょいバレ】劇場版「艦これ」を見てあのイベント海域を回想していた

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「TVアニメで絶望していたのなら救われる」

「中盤まで100点。ラストは1点」

「戦闘シーンは必見!」

「劇場版艦これ」を見てきました。ちなみに艦むすでは大淀と敷波ちゃんが好きです(伏線)

──まあだいたい、上記にある事前情報通りの内容でした。まるでイベント海域の先行攻略組みたいに的確な情報。

しかしながら、「面白い?」といわれると微妙らしい。

私と艦これの関係性はといえば……。一時期ハマったけれど、とある出来事でやる気減衰して、今は『艦これ』をやっていない引退提督です。でも情報は見てます(新艦娘チェキは自然)

このたび劇場版が公開されたということで、丁度マイルも溜まっていたし見に行ってきました。

※若干のネタバレがございます。

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地域に住む提督を炙り出す

一時は社会現象までといわれた『艦これ(艦隊これくしょん)』も、長い時を経て落ち着き老舗なブラウザゲームになった。

ネトゲやソシャゲの引退とは、決して誰にも告げないものである。

──2015年夏イベの防空棲姫で、ギミック解除後の運ゲーに見事敗北し、甲勲章を取れなかったことで、元々運ゲー要素が高いのに絶望的に運がない私はどうしたらいいのだろう……

そう感じたら、いつのまにか起動することもなくなっていた。

現在2016年秋イベントで奔走する提督達を見ると、あの頃より熱は下がっている空気は感じる。

しかし、ここで劇場版が抜錨することとなった。

公開初日は浜松ですら全日ほぼ満員だったようで、潜在的提督達が意外に多いことを知る。

まあ公開館数が話題のわりに少ないからね、仕方ないね。

公開3日目。レイトは30人ほどと勢いは弱まっているように感じる。

というわけで感想をつらつら書いていきます。

まさに「ファン」のために作られたアニメーション映画

ゲームをやった人→ 普通に楽しめる

アニメを見た人→ なんとなく楽しめる

何も知らない人→ おうふwwwナニコレwww

だいたいこんな感じ。予備知識なしで見たとすると、置いてけぼり感がハンパないかと。

ファン以外が見る要素も、まぁ、ないです

ゲームのみとアニメのみでは見方が変わる

劇場版はアニメ版の後日譚で、登場キャラも改二(注:つよい)がメインとなっています。

ゲームを楽しんでいる人は「おっ練度あげたな?」と思うし、アニメを知っている人は「間違い探しかな?」と感じる。

アニメの終盤で主人公の吹雪は長門さんに、「改になれ!」といわれていました。あれのもう一段階上が改二です。

……そういや夕立は改二になってたっぽいでしたね。

劇場版では「にゃしぃ」の睦月も改二デビュー。

今作はアニメ主人公の吹雪より、どちかといえば、睦月型1番艦と2番艦が織り成す日高里菜無双

でもゆりゆりじゃないです。絆で繋がった血縁──という感じです(当たり前だよなぁ?)

劇場版制作過程で提督がレベリングに励みすぎたようで、改二が実装されている艦むすほぼ全てがそうなっていた感じ(ずいずい…)

劇中登場キャラの多さはアニメ映画で屈指。なんだけど、声優の少なさも屈指なんだよなぁ……。

アニメのみ組は「なんだこのカワイイ子!?」とか思うだろうし、ゲームとアニメどちらも知らないと、情報量の多さでパンクすること請け合いです。

とりあえずおおまかな話の流れとしては──

アニメ版で賛否両論というか、沈んじゃった艦むすが再び鎮守府に来ることにより、艦これ、はじまります。

アニメ版の伏線を見事に(?)回収する

アニメを見ていると劇場版のストーリーはすんなり入ってくる。「あのシーンはここに繋げていたのかー」伏線を回収していく感じで、次元を行き来する感覚。

しかし、最初からこの終着点を構想していたのなら、アニメはもうちょっと、こう──要らない部分多かったよね? って思えてくる。

アニメ2クール、もしくは劇場前後編でやっていたとしても、力尽きていたかと。

これはこれで、アニメーション版艦これのフィナーレとしては最良の終わり方。

ゲーム版艦これのイベント海域を映画にしたらだいたいこうなる

私の感想としてはコレ。終盤の艦隊編成と出撃で、『札付き』を想起した方は多いはず。

『アイアンボトムサウンド』の単語は古参提督にとってはトラウマだし、大人気の空母おばさんに、ダイソン(戦艦棲姫)もツインズで登場したりと……

「ゲームのイベント海域をアニメとしてやるなら…」を見事に再現している。

「夜戦に行くならこのメンツだよな!」などゲームファンに対する思いやりも忘れていない。

まさにファンのためにある、ファンに向けた映画だと、胸を張っていえる作品ではないかなと。

それにしても夜戦のぽいぽいさんの活躍は、史実通りでもありゲーム通りでもありましたね(だいたいあってる)

駆逐艦が登場すると劇場の空気が変わった気がするんだが…

さしもの私も時津風が出た時にはウキウキしましてねぇ……。とても赤城さんと中の人が同じとは思えませんね。

一人前のれでぃになった暁が探照灯照射したり、綾波が改二だったり、横にいる敷波がフレームアウトしていたりピンボケしていたりおいィ? 9秒でいいからちゃんと映すべき

──登場キャラについて書いていると、それだけで1000文字余裕なレベルだから、かいつまんでいうと。

川内改二が動くとあんなにかわいいのか(放心)

龍驤ちゃんがコケたことで場内がほっこりする。

摩耶さま…摩耶さまはいずこ……

とにかくキャラに関してのモデリングや動画は完璧としかいいようがない。戦闘時でもぬるぬる動いていたし、動画とCGをうまく使い分けていた。

深海棲艦は大半がCGだったけど、これが異様なクオリティ「もう5Dってことでいいんじゃないかな?」と思ってしまう。

アニメーションとして要の”動き”に関しては文句出せるほうがスゴイんじゃないかな。

大破シーンの痛々しさは「うはぁ…」ってなる。ラストの大和はゲーム通りに損傷していても頼りになる存在がありありと。

睦月が襲われている時の作画は演技も相まって「すげぇ…」としかいいようがなかった。

まぁそこからが、神展開でしたね!(精一杯の笑顔)

ゲーム組アニメ組ともに「ポカーン」とするラスト

あのラストまでの流れは、必要だったのか不必要だったのだろうか。

『劇場版艦これ』が秀作であるか駄作であるかは、ここの捉え方と感じる。

元から予備知識皆無組は置いてけぼりで「あのキャラカワイー」とちょうちょが飛んでいるだろうし、ここは「ゲーム組」と「アニメ組」が感じるラストについて考える。

「劇場版艦これ」ゲーム組視点のラスト

最終海域のボス戦ラストダンス。資源は残り少ない。

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夜戦最大火力の北上さんと大井っちを連撃で後列に配列。当たってクリティカルがでればワンパン圏内のボス「この機会逃すな!」と、

今 願い込めた、一撃────

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ずれたああああああああああああああ!!

映画のラストはこんな感じだった。

私が挫折した防空棲姫はもっとドギツイ残りかたしたけど、SSが残っていなかった。しかしこのイベントもなかなかおにちくでしたね。

海色のサビに丁度夜戦が重なるよう調整するとか、運営わかってるぅ! ……と思っていたのに。

冒頭の戦闘シーンが良すぎたため、それをラストでやってくれると期待していたら、あれだよ!

艦隊編成のシーンは「札付き海域は厳選しなきゃな!」と不安と高揚が入り混じっていたし。総力戦の最終海域なのに、戦闘シーンよりも”艦これの根幹について”延々と続くとは思わなかったよ。

育った吹雪は妙にエロチックだったけど(台無し)

「劇場版艦これ」アニメ組視点のラスト

アニメのみだと説明パートがわりとすんなり頭に入るはず。

ある程度放映版で説明されているし、におわせていたので、その伏線が回収される過程を楽しめるのも劇場版のいいところ。

ラストは内容より演出を見るのが吉で、ここはゲーム組寄り。「艦これにEDがあるとすれば…」視点にすると面白いかもしれない。

まぁ鉄底海峡のど真ん中に”あんなの”がある時点で、視聴者は「ポカーン」となるのは必然であるといえよう。

普通に艦隊戦でボスを撃破する感じにしてほしかった──。

「劇場版ではアニメ最終話の悲劇(棒立ちで水柱ドーン)を乗り越えた(確信)」と、ここに来るまで誰もが思っていたはず。

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「え、誰?」という登場ではなく、絶体絶命の連合艦隊を一隻の奇跡が窮地を救う展開を望みはじめていたはず。

けれど……

またせたn「ここで臨時ニュースです」

こんな感じだったなぁ。

如月がパーカーのフードをかぶった時点で、「もしかしてレ級?」と思った提督は多いかと。

フラレさんが来れば「きた!メイン火力きた!」「これで勝つる!」の展開も難しくはない(トラウマ)

【まとめ】お気に入りの艦娘をスクリーンに探せ!

ほんと中盤までは良かった。というか戦闘シーンが良すぎる

妖精さんもコミカルに動くし、深海棲艦に力を入れているおかげで実に見応えがある。アニメに関しては隙がないです。

でも音響に関してはイマイチだったかな。爆音上映のほうはまた変わるだろうけど。

スタッフロールがすっかすかなんですけど、ディオメディアよくこれで完成させたなと。

映画は随所にキャラが散りばめられるから、3倍の速度で流れる回転寿司みたいな感じ

とにかく、こちらに流れてくる情報量が多いのです。

なので予備知識(ゲームorアニメ)がないと「…ん?」で終わるだろうし、新規を引き止めるには……好みのキャラクターが見つかるかどうかですかねぇ。

スケベスカート組の大淀はTVでもよく出ていたけれど、劇場版の明石は持ち帰りたくなりましたね。

ゲームにある決めセリフを無理やりいわせてたアニメ版は滑っていたけど、劇場版は大本営の中核に向けて話が進むだけなので台詞回しは普通かと。

それにしても那珂ちゃんが静かすぎてテレ東が速報に切り替えたような感じ。

むしろバレンタインイベの比叡や金剛が強烈すぎて、アニメでも「紅茶キメてる」感じだったのに、金剛型が大人しすぎて違う艦むすの魂が入っているんじゃないか? と疑うレベル。

あと古鷹は天使。

心に残ったセリフ

艦娘と深海棲艦の関係を話している時、加賀さんが「絶対に沈んではいけない。だから沈まない」ニュアンスで締めくくるのですが──。

毎度イベントで耳にする『轟沈報告』を思い出しましてね。あぁなるほどって。

終わりの見えない戦いでも、勝ち続ければ終わりが見える。

イベント海域を経験している提督組にとって、あの話は心にストンと入ってくると思います。

ここでゲームの艦これと、アニメの艦これが、リンクしたって感じでした。

来場者特典の競争は熾烈?

3日目でピンバッジがないんですけど?

生コマフィルムは確実にクルだろうし、それを待つ選択も考えていたけれど……。鉄は熱いうちにってね。

前半「うおおおおおお!」後半「──(無言)」

てな感じだし、ラストの余韻というかスタッフロール後のちょい後日譚も予想できることだしなぁ……。

何回も見たくなるアレとは毛色が違うから、青葉の絶対領域が入っているフィルムが確実に当たるなら3回分払います。

アニメとゲームの「艦これ」を知っている人は見ても損はない

二次創作の同人やアンソロジーだけの知識だと、全然違うから期待ハズレになる。

アニメかゲーム、どちらかに触れている人なら十分に楽しめる、はず。先にもいったように、何も知らないと圧倒的情報量でパンクしてしまうから。

史実の艦隊戦を知る人でも終盤の一部のみかな。史実マニアはぜひゲームをプレイして頂きたい。

しっかし、こんなにスクリーンの中を色々目で探し回る映画もはじめてかも。

ウォーリーを探している気分だったけど、みんなかわいかったからよし!

幽霊が住んでいた伝説もあったからね、天龍ちゃんがお化けを怖がるのも仕方ないね。

アニメ版で絶望した人は絶対見に行ったほうがいいよ!

文中に艦むすを散りばめたけれど、これでも登場するキャラから半分も出せてないっていう。

鈴谷と熊野のコンビが見れるだけでも、劇場版はいいぞ。

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